元山崎研D3の星野 健太、兵頭潤次特任助教、山崎仁丈教授は、400度動作固体酸化物形燃料電池の電解質として期待されているプロトン伝導性酸化物において、プロトン導入反応が起きる局所構造(活性サイト)を明らかにしました。これは、実験とデータ科学、計算科学を融合することにより、世界で初めて得られた研究成果です。本研究で得た知見を基に、局所構造の最適化を基盤とした新たな材料設計戦略を立てることで、プロトン伝導性電解質や中温動作固体酸化物形燃料電池の開発が大幅に加速されることが期待されます。
本研究成果は、2023年3月14日(現地時間)に米国化学会の国際学術誌「Chemistry of Materials」のオンライン速報版で公開され、、JSTおよび九州大学からプレスリリースされました。
JST
九州大学
山崎研HP
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